エアサイクルの家 土台
2012/11/05
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前回、基礎、基礎断熱と工事が終わりましたので、土台を伏せを行いました。今の新築物件では基礎の上に基礎パッキンを引いて土台を伏せるのがほとんど。基礎パッキンを使う理由として、 1、シロアリの被害防止 2、通気の確保 が挙げられますが、しっかりとした施工でないとはっきりと効果は得られません。基礎パッキン工法でもシロアリの被害は出ているところがありますし、基礎パッキンだけでは基礎内部の通気は弱い部分もあります。 今回はエアサイクル仕様ですので基礎通気口を設け、なおかつ基礎パッキンの厚みが25mmです。(通常は20mmが多いですね)基礎通気口から外部の風を通し、基礎パッキンから壁の中を風が通る仕様となってます。詳細は「エアサイクル」で参照くださいね!
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床の仕上がりで、今回は和室があります。床、フローリングの下は構造用合板ですが、畳の下は杉の床板を使用します。構造用合板でもいいのですが、畳は湿気を吸いやすいので、構造用合板を使用すると湿気る恐れがあります。それを無垢材の杉を使用することによって湿気をある程度を防ぐことが出来ます。 蛇足ですが、昔の屋根は下地材にルーフィングを使用せず杉皮を使っていました。今はほとんど見かけません。確かに雨漏れに関してはルーフィングと比べ弱い部分もありますが、杉皮自体が水分を給水し蒸発させる効果があります。一度濡れても天気が続くと乾くんですね。その点構造用合板は一度濡れるとなかなか乾きません。乾いても表面が剥がれたりすることがあるんです。一度屋根の吹き替えで杉皮をめくってみると、屋根の下地の裏板がまったく濡れてなかったことがあります。無垢材は割れたり変形したりもしますが、木自体が呼吸するので素晴らしい点も多々あります。
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