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2012/11/14
無事上棟式も終わり、いよいよ断熱工事、「エアサイクル工法」の工事に入ります。簡単に言えば外張り断熱プラス壁体の通風です。
まずは屋根の断熱です。建て方は普段と同じですが、部材が少し違います。まず屋根の垂木が45mm×90mmです。一般的な垂木の大きさは45mm角~45mm×60mmの寸法がほとんどです。
垂木の大きさです。背が90mmです。ちなみに3とあるのは寸です。1寸≒30mmです。
これが屋根の断熱材。垂木の間に収めます。断熱材の厚みは50mmです。
梱包にも断熱材の寸法が明記してます。
このような感じで収まります。この断熱材は垂木にかかるミミがあるので非常に施工がしやすいですね!今まで垂木間に断熱材をはめ込む施工は何回もやったことがあったのですが、手で切ると隙間があったり大きすぎて入りにくかったりと、なかなか手間がかかったのですが、この断熱材は調整部分があるのでスムーズに収まります。
両端のミミ(垂木が乗るところ)に多少の隙間があるのがわかりますかね?? これが部材の調整になってます。非常に良くできてます。
まずは釘で仮止めします。収まり方はこの断熱材の上に野地合板を打ち(当然垂木のあるところに釘打ち)アスファルトルーフィングを敷きます。
軒先は家の断熱には関係ないので桁から断熱材を発生させます。当然断熱材分の厚みを軒先にも打ち、厚みをフラットにします。
ジョイント部分に機密テープを貼っています。ここまでやると断熱効果が違うと思いますよ。
下からの図。断熱材の真ん中に溝がありここに風が通る仕組みになっています。
屋根の断熱はこれで完成です。
棟の一部に少し隙間が開いていますが、ここの下、棟木に換気ボックスをつけます。この隙間から風が抜ける仕組みです。 換気ボックスの施工は後ほど!
野地板の構造用合板を打ち、ルーフィングを施工後。これで防水も完了です。次は壁の断熱工事に入ります!
エアサイクルのイメージです。
エアサイクルの全体のイメージです。
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