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2012/11/17
次は壁の断熱工事です。壁体を風が通る断熱材を施工していきます。
壁断熱は今回45mmを使用します。
壁の断熱材です。断熱材にダイヤモンドカットがあります。こちら側を住宅の内部に来るよう施工します。このダイヤモンドカットの部分に風が通る仕組みになっているんです!
裏側。こちら側が外部です。遮熱と防水を兼ねてますんで、防水シート(タイペックなど)の施工が省けますね。通常、建て方が終わると、外部の防水工事は壁に防水紙を貼り付けます。各メーカーから色々出てますね。仮に外張り断熱の仕様でもその上に防水紙を貼り付けるのがほとんど。しかしこのエアサイクル工法の外張り断熱の断熱材は、防水紙一体ですんでその分施工が早く進みます。
施工後、部屋中から見たところです。このエアサイクル工法は木部に直に風が当たるので、シロアリの防止になっています。 耐力壁は筋交です。他の耐力壁、例えば構造用合板やダイケン製のダイライトなどありますが、壁を塞いでしまうとエアサイクル本来の効果が薄れるみたいですね。筋交工法が木部が直に風に触れるため、エアサイクル工法に一番適しているみたいです。
窓などの開口部分はカットしなければなりませんが、断熱素材が押出法ポリスチレンフォームですんで加工しやすいので、切るのも簡単です。
このダイヤモンドカットの隙間に風が通る仕組みです。エアサイクル工法は自然の力を利用しています。空気の対流により温かい空気は上に、冷たい空気は下にの性質を利用して空気、風を回す=エアサイクルというわけなんです。
外側から見ると遮熱の性能もありますんで眩しいですね~!継ぎ目はアクリル防水テープで、屋根断熱材同様塞いでいきます。
こんな感じですね。ちなみにこの外壁は釘で仮止めの状態です。外壁工事、サイディングを施工するときに、下地と一緒に止めていきます。詳細はまた後ほど!
ポイントとして窓などの開口部は断熱の厚み分、下地を足して施工します。ここにサッシのミミを施工するためです。
窓が収まる予定のところも防水テープを貼り気密します。
全体の断熱を張り上げた図です。次回は隙間を埋めていく断熱工事を行います。
エアサイクルの概要です。
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