Y様邸 完成
2015/06/01
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キッチンから見た風景。フローリングは無垢材のような仕上がりのモノをチョイス。当初、無垢材を検討されておられましたが、なかなか御希望の色合い、御値段がなくパナソニック製のフローリングで決定。ではここで無垢材についての豆知識。 無垢材は非常に感触(足触り)がよく温かみもあるんですが、お手入れも大変なところがあります。 1、傷がつきやすい。 やはり自然の素材ですので衝撃にはフローリングと比べ弱いですかね。当然材種にもよります。杉やパイン、ヒノキは弱いですが、カリンやゴムなどはそれらよりは硬く丈夫ですが、お値段はグッと上がってきます。 2、木材の伸縮がある。 木というものは湿度により伸縮します。要は木も呼吸しているんですね。造作材の含水率(木が含んでいる水分量)は18%以下~なんですが、日々の生活によって空気中の水分が変化します。エアコンによる乾燥、気候による湿気、また暖房器具による乾燥などなど。そういった外部環境により木が伸縮し、隙間や割れ、ソリひねりが出てくる可能性がフローリングよりも大きいですね。これは施工能力や材料の品質を超えた部分もあるところです。 3、床暖房が使えないモノもある。 今回は床暖房はありませんが、部材によっては床暖房が使えないものもあります。最近は無垢材でも床暖房可の部材が増えてきましたが、それでも完璧なものは少ないと思います。(個人感想)まあ自然のものですしね。 4、価格がびっくりする。 これはフローリングと比べてなんですが、お値段がびっくりする程のものもあります。代表的なものはカリン、ケヤキでしょうか?幅広部材はもっとびっくりします。 とまあいろいろ個人的に言いましたが、無垢材は無垢材の良さもあるわけです。使い込むほどに味も出てきますしね。
まずは、
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