S様邸 リフォーム 内装
2015/08/07
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・・と思いきや、なにやら少し勝手が違うような。写真でもわかるように右の柱が丸太を受けてます。通常はこの丸太梁(妻梁)に地棟梁が乗る、要はこの妻梁が低いんですね。地棟も子妻で受けてあります。地棟梁は大黒柱と小黒柱で受け、妻側は妻張りで受けてあるのかと思いきや、ちょっと想像しているのと違いました。施主様に聞くと、岐阜の大工さんが施工されたようです。 実は施工のやり方は地域性が大きく、同じ滋賀県でも北と南でも多少違いますし、他府県はもっと違うようです。地棟梁というのは東海地方では中桁(なかげた)といい、施工方法も組み方も違うようです。 とまあ別に構造上は問題ないんですが、この右の柱、解体するまでは頭繋ぎの柱で簡単に抜けるだろうと考えていたんですが、こりゃどうも抜けないな。いや抜いちゃうと最悪屋根が下がる恐れがありそう。なのでこの柱はそのままでいく事にしました。勿論施主様に確認して頂いてからの決定です。
まずは、
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