今回題名にもあるように｢リノベーション工事｣とあります。そう！今回は既存住宅のエアサイクル工法での工事！今までエアサイクルの断熱工法は全て新築で施工してました。なぜならこの断熱工法は一棟まるごと断熱で囲う外張り断熱工法なので、柱や屋根のタルキが見えている状態での施工が簡単なのであります。しかし今回は既存の住宅のエアサイクルということでどのように行うか、これから順次紹介していきます。あ、あとリフォームとリノベーションとの違いは前にもふれたような記憶がありますが、簡単に言うとリフォームは修繕による原状回復で綺麗にしたり新しくしたりですが、リノベーションは既存よりも性能を向上させたり価値を高めるといった意味合いですね。今回はエアサイクルなので、当然性能が向上するんでリノベーションなわけであります。

まずは床から解体していきます。

床から解体したのは理由があります。それは今回この離れを曳き家で移動させて基礎を新設する工事もあるからなんですね～。エアサイクルの空気の流れは床下からの空気が温められて壁→屋根から抜けるようになるんですが、現状の基礎だと基礎高が低く、専用の基礎換気口が取り付けられません。また内部も土間が打ってないのでベタ基礎にて施工しました。

家の内部はこんな感じになっております。ものすごい長さの梁！これを現場まで搬入させるのも一苦労です。この梁が家を貫通しており、これで内部から支えて下をローラーでゆっくりと移動させる感じです。

こんな感じで動かしていきます。

そうそう、前回の日記でも紹介しましたが近江八幡のイオンさんでのイベントは明日20日もやっておりま～す！エアサイクルの詳しいパンフやカタログ、また無料でコースターも配布してますよ。お時間ある方は是非是非足をお運び下さいね～！