さて前回の続き。小屋裏断熱の開閉オープナーを設置の図。ここから夏は熱気が放出される仕組みでございます。

そうそう、せっかく断熱の性能をあげてもサッシの性能がそのままでは、完全に断熱効果が発揮できません。なので全てのサッシを樹脂枠+ペアガラスに変更しました。

出来上がりの図。結構手間がかかり難しかったようですがそこはプロの職人。手間を惜しむようでは職人ではございません！またこの写真。少しわかりにくいですが丸型換気口の上、土壁に何箇所か穴があるのがわかりますかね？これは通気用の穴として開けました。通常の新築物件ならエアサイクルの仕組みとして床下の空気が基礎パッキンを通じ外の断熱の溝から空気が動く仕組みになっております。今回は土壁はそのままですんで、床下の空気の動きがない状態です。なのでこうして壁に穴をあけ、また床もタルキを施工する工法で空気が動くようにしているのであります。・・って文章だとわかりにくいですね～！

土の土間をコンクリート土間に変更しましたが、シロアリは基礎の立上部分と土間部分の継ぎ目から入る可能性もありその継ぎ目に専用の部材を入れ込みます。

こうして蓋があるんですね。断熱の溝にはめ込み取り外せる仕組みとなっております。

霧吹きでクリスタルを固めてるの図。ちょっと話は変わりますが、最近高齢者の自動車事故が増えていますね。ものすごく痛ましい事故で、事故起こしたほうも起こされたほうも悲しいんですが、実は交通事故よりも家の中での死亡例のほうが多いのは御存知でしょうか？一般道路での死亡割合は6.9％に比べ住宅での死亡割合はなんと70％超え！その中でもヒートショックは25％もあるそうです。やはり住宅というものはデザインや値段、使い勝手もさながら快適に安心して住めるものが一番ではないでしょうか。断熱性能は非常に大事！住宅の性能も見直してはいかかでしょうか。弊社の採用しているエアサイクルは、住宅にも人にも環境にも優しい工法です！では次回は内装に入っていきます。