いろんなお仕事
2016/12/20
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解体後。案の定シロアリですね。やはり床下の湿気というものは木部の腐朽や害虫の被害にあっているのがほとんど。ちなみに木部はシロアリの被害ですが当の本人(シロアリ)はもういない状態。こういうのはよくあります。一般的にシロアリが多く出てくる時期は梅雨明けでしょうか?暖かくなると出てくることが多いですね。逆に寒い時期はほとんどヤツ(シロアリ)見かけませんね~。ちなみにですね、これ。施工も問題があります。こちらの御自宅、築は40年ほどでしょうか?昔は通し柱は基礎に落とす、いわゆる「柱落とし」という工法で施工します。この組み方は今の組み方、土台の上に柱が施工してあります。今の施工方法で何が問題?と思われるかもしれませんが、昔の間取りは四つがらみという和室メインの間取りで、柱~柱間が4mほど飛ぶんですよね。なぜなら間仕切りがフスマだから。耐力壁や、間柱などありません。しかもここ、仏壇の隣の柱で3方向に耐力壁も無く、この柱に思いっきり加重がかかっている柱なんです。なのでシロアリなどによる土台の腐朽が無ければそんなに問題がメインに出てきませんが、このようにシロアリで土台がカスカスになっていると、モロに柱に加重がかかり土台がぺちゃんこになっている状況であります。床鳴りや建具の開け閉めが困難になる、という問題もこれが原因。
まずは、
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