新築orリノベーション
2017/09/06
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私もよく観るんですが、TV番組で自宅をDIYとか、庭を○○風に改造!とか色々あります。少し前にはビフォーアフターの番組もありました。あれって共通するのはすべてリフォーム番組なんですね。新築に関する番組は少なく、今あるものがどう変わっていくのかが興味あります。それに伴い昨今の建築業界。何年か前の増税前(5%から8%への移行時期)はそこらじゅうで新築の棟上工事をやってました。車を走らせるとそこらじゅうでレッカー・レッカー・レッカー。「ここも棟上か!」と思ってましたが、よく考えると棟上の日ってだいたい共通してるんで(大安や友引が多い)そら棟上の日はかぶりたおします。しかし最近は新築物件は目に見えて少なくなってきました。量産型ハウスメーカーはこぞってアパート建設やリフォームの工事にシフトしてきております。まあそれは人口減少や住宅の供給過多が原因なんでしょう。そこで今回は人の住処。住む=新築ではちょっと選択肢も乏しいですよね。他にも納得のいく住み方があります。今回は視野を広げて「住む」ということを考えてみます。
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人は住むところが大事ですが、新築VS賃貸という問題はずっと前から存在します。どちらが生涯に渡ってお徳か、が大きな選ぶポイントなんでしょう。こっちだ!という完全な正解は存在しませんし、今回はそこはふれずにおきます。 ではまず新築について。新築、う~ん。いい響きですね。生涯に1度?の大きな買い物。一国一城の主!家を持ったら一人前と大昔から言われているような気もしますが、実は違います。所有しているのは昔から土地、もっと言えば農地なんですね。では家はどうなのか。調べてみるとそれは戦後、高度経済成長時代からの言葉で、日本の歴史から見るとせいぜい50年ぐらい前からの言葉なんですよ。しかもその言葉の出所は謎。誰が言ったか伝えたかわかりませんがなんとなくそんな言葉が刷り込まれています。はい、ちょっとずれましたが新築のいいところは、新しい!すべてが新しいですね。あと注文住宅であれば自分の求めていた空間が手に入る、といったところです。でもちょっと待って下さい。住む=新築って全ての人に当てはまらないですよね。お金が用意できたりできなかったり、気に入った土地があったりなかったりなかなかハードルが高いところもあります。払う税金もそう。いつも思うのは新築税ってなんじゃい!(住宅取得税のこと)自分の家に固定資産税かかるのにか!と腑に落ちない点もたくさんあります。建物のお金は用意できても土地まで買うとなるとちょっと・・というお悩みもよく聞きます。
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次にリフォーム。リフォームって言葉も色々あり修繕クラスから性能向上を伴った大規模工事まで。リフォームの大きな利点の一つに土地代がかからない!というのもあります。増築や構造物の大きな変更さえなければ建築確認費用もかかりません。「新築そっくりさん」じゃないですけど、新築と変わらないモノも造ることができます。この画像もそう。減築プラスリフォーム。固定資産税も少なくなるしいいとこずくめ!と思われますが、当然リフォームにも注意する点もあります。それはリフォームって誰でもできるんですよね。簡単に言いましたがある一定の工事金額以下の工事は建設業の許可なしに工事ができます。なので一時期悪徳リフォーム会社が目立ちました。そらそうですよね。住んでいる方のほとんどが素人。プロを装った人間がだますのは簡単です。やはり工事は専門の業者が施工するのが当然。あとは昔の建築を直すので壊してびっくりの場合があったり、予期せぬ問題がおきたりで当初計画と大幅に変更があったり。またリフォームするまでもない、古いけども壊れているわけでもないからお金掛けるのはどうかと迷われるのもあります。新築ははっきり言ってリフォームより簡単ですがリフォームは新築よりも手間と時間もかかる場合があります。あとよく聞くのは今ある家に手を掛けるのに反対ってもあります。家族の意見を一つにまとまる、まとまるのってこれも結構大変ですよね。
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新築やリフォーム、賃貸のほか今後の住まいの在りかたの一つに「空き家を購入してリノベーションする」という選択肢があります。今「空き家バンク」ってあるのを御存知でしょうか?2015年に「空家等対策の推進に関する特別措置法」が施行され全国で取り組みが進められています。自治体によっては、各種助成金制度などの優遇措置や、空き物件に関する情報提供を行っていますね。ここ滋賀県でも各市町村の空き家の情報サイトがあります。米原市の「恋する空き家プロジェクト」などTVで紹介されているものもありますね。要は空き家が増えてきたのでいかに活用するか。ということなんですが、県外からの移住者を呼び込むのがメインらしく書いてますが誰でも買えます。また別に空き家バンクを活用せずとも不動産屋さんのチラシやネットを見ればとんでもなく安い物件もあります。これ大きなポイントは土地付きなんですね。また古い家なので固定資産税も安い。リフォーム、リノベーションを行い2000万以下で土地と建物が手に入る、というのも夢ではありません。ちなみにこの画像も昔の家にリノベーションを行ったもの。古い家って構造自体はしっかりしたものが多く、こういった丸太の梁も雰囲気も味わえますね~。
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住まい=新築って考えだけじゃなくいろんな住まいの在り方があります。建て替えもありゃマンションに住む、いろんな選択肢があってそれぞれにいいところがあります。ここ滋賀県では新築は手に入りやすいかも(土地がまだあるから)しれませんが、都会になるとそう簡単にはいきません。そこでこれからどんどん余っていく家、空き家を狙っていくのも一つかもしれませんね。弊社の採用している「エアサイクルホームシステム」は新築は勿論、中古物件、古民家のリノベーションも行っておりますんで、仮に古い家の一番の心配事の「寒い家」の解消も問題なし!是非わが社にご相談ください!エアサイクルについては過去の日記、「エアサイクルの家」に詳しくあります。資料請求もお気軽に御連絡下さいね~ Facebook 株式会社 楢崎住宅 Instagram narasakihousing
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