換気、結露
2013/01/08
-
換気の意味とは何でしょうか？？空気の循環？湿気の排出？いろいろありますが、換気することによって住宅の品質維持や人の健康にも関わってくる重要な行為です。寒い日に窓を開けて換気！とはなかなか腰が重いですが・・・
-
年末年始の休暇は皆さんどのように過ごされたんでしょうか？私は特に用事もなく、年末年始の間ずっとゴロゴロしてました笑 暖房つけっぱなしにし、ろくに換気もしなかったんですが同じ境遇の人も居られたんではないでしょうか？今回は換気、結露についてです。
-
とある現場で、そこの家の方が年末、不要なものを整理しようと、クローゼットを開けてみるとなにかものすごく湿気臭く、あれ？と思い下の衣装ケースをどけると壁が濡れていたそうです。画像わかりますか？クローゼット内部の仕上げはベニアなんですが水滴が浮くぐらい濡れていました・・
-
クローゼット内のモノすべて出すと全体が濡れていました。原因は「結露」です。なぜ起きたかと言うと、部屋の温度とクローゼット内の温度の差が激しかったのが原因です。少しでも換気を行い、各部屋の温度差を均一にすればこのようなことは起きません。しかし通常は外気（外）と内気（家の中）の温度差で結露が起きますが、今回は外気（クローゼット中）と内気（部屋の中）の温度差が部屋内部で起きました。あまりに換気をしなさすぎた（温度差を出しすぎた）のが原因のようですね。
-
その対策として、クローゼットを開放し、扇風機をしばらく回し続けるようにお願いしました。するとあっという間に乾き一段落。換気の重要を改めて思い知らされました。換気は特定の空間の空気環境を維持、または改善するために外気を取り入れて内部の空気を排出する（入れ替える）ことですが、空気を対流させ温度差を均一にする効果もあります。それにより結露を防ぐことが出来ます。居室の換気は行いますが押入れ、収納の換気も是非行なって下さい！特に部屋の温度が高く、その部屋の収納内部が寒いと今回のように内部結露が起きます。
-
押入れや収納の換気も是非行なって下さい！・・と言いましたが、そこまで毎日なかなか出来ません。私もそうです。要は各空間の温度差を無くせば結露は起きません。断熱性能を高めて、空気の対流を行う！これが一番の対策です！弊社が選びに選んだ「エアサイクル工法」はまさにこの対策にバッチリです。くどいようですが、良い物はくどいくらいにお勧めしますよ！画像は壁内のイメージです。ちなみに結露が起きた家は築５０年以上でリフォームした物件で、エアサイクル工法ではありませんでした。次新築を建てる機会があればエアサイクル工法でとお言葉を頂きました！
まずは、
お気軽にご相談ください！
