つい最近のこと。お客さんからあることを言われました。それは「滋賀県に住んでいるのだから、住宅に使用する木材は滋賀県の木を使用したほうがいいのでは?なぜなら同じ気候で風土も合っているだろうし、何より地産地消だしね!」と。確かに「その通りです!」と答えてしまいそうですが、ちょっと違います。
まず同じ風土や気候の木材を使用したほうがいいのでしょうか?答えはそうとは限りません。まず現在流通している木材は多くの外国製品が出回っています。ヒノキや杉は勿論、集成材もそうです。画像でも分かる通り約7割もの木材を外国から輸入しています。つまりは風土や気候ではなく使用している木材の環境が一番重要になってきます。