建築あるある~迷信?話
2013/04/01
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その2 日取り 弊社の使用している日めくりカレンダーには、建築関連の事柄が書いてあります。移転は吉、とか建築は凶など載ってあり、よく参考にします。「上棟日は大安にしましょう」と提案したり、お願いされたりしますが、この画像をよくみてみると仏滅なのに建築は吉とあります。また大安でも建築が凶のときもあります。これは迷いますね~。じゃあどれを信じればいいんだ!と思われがちですが結論から言うと、この日がいい、ではなく建築がダメな日を避けるということです。一番ダメな日は「三りんぼう」の日です。この名前がつく日にちに建築すると三軒隣まで滅亡すると言われています。漢字で書くと三隣亡とあります。ひらがなでみるとなんだかお坊さんをイメージして良さそうなもんですが、三軒隣まで滅びるて!恐ろしや~です。大安でも三りんぼうの日があるので注意したいですね。またお寺の上棟日は仏滅でもいいとか、もっと詳しく言うと大安などの他に「十二直」と呼ばれるものもあり、「たいら」や「なる」が建築に良い日とか。興味のある方は調べてみるのもいいですがなんともややこしいですね~笑
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その2の2 日取り 続き 先程「三りんぼう」以外の建築吉日に建てればよいと言いましたが、やはり大安に建てたいものです。しかし施主様の都合上どうしても仏滅に建てるときもあります。(勿論仏滅でも建築吉日ですが)しかし本人は良くても周りの目というものがあるんですね。例えばあってはならないんですが、仏滅の上棟日に職人が怪我をしたりすると「ほれみたことか!よりによって仏滅に建てるからじゃ!」と言われそうですが、逆に大安の日に同じように怪我をしたら「それだけの怪我でよかったね~」と言われるかもしれません。‥考え過ぎでしょうか。まあ建築事故で亡くなったらこれはどうしようもありません。そんなわけで無難に「大安吉日」を選ぶものなのです。
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その3 棟木 上棟とは棟(一番高いところの母屋)を納めることです。この棟木ですが、実はあまり使用されない材種があります。一般に多いのはベイマツ、杉などですがヒノキは使われません。なぜか?これは語呂合わせらしいのですが、火の木、ヒノキとあって棟にヒノキを使うと火事が起こりやすい、と聞きました。う~ん、どうなんでしょう?この前見かけた「総ヒノキの家」という住宅を手がけられているビルダーさんが居られましたが、棟木もヒノキなんでしょうか?どうなんでしょう??ヒノキのモノ自体は良い物なんですがね。まあこれは迷信でしょう!‥といいながらうちは一度も棟にヒノキは使ったことはないんですが。 またこの画像ですが、地棟の先に板金で塞がっていますがなにやら文字が書いています。これは「水」という文字で、これも火事を防ぐ一種のお守りになっているそうですよ。
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その4 間取り 建築するにあたり間取りが重要です。色々と他社の間取りを見て勉強させて頂いていますが、凡人には思いもつかない素晴らしい間取りを設計されている方が多々居られます。要は使い勝手が良く、構造上しっかりとした間取りがいいのですが、その間取りでも、やっちゃダメ!という間取りが存在するようです。 ① 仏間 最近は仏壇自体が家にありませんが、昔は一家に一台(仏壇の数え方は一基とも)仏壇がありました。じつはこの仏間の裏には部屋は作ってはいけないそうです。また仏間の上も部屋はダメらしいです。要は後ろはいっちゃダメ!また仏の上も歩いちゃダメ!ということですが、仏間の上は収納はOKみたいです。収納といえど足は踏み入れます。‥という屁理屈はヤメておきましょう。 ② 玄関 玄関は必ず必要ですが、これは方角らしいですね。北側の玄関は良くない!と言われました。が結構あるみたいです。これは家相や風水によってのものみたいですね。
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