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2013/07/17
解体工事の続きです!
写真の前後になりますが、解体工事前にご住職にお参りをしていただきました。安全祈願と今までの感謝を込めてですね。
お寺の門はそのままですので、その横部分をまず解体し、重機が入れるようになりました。それまでは手バラシ(手作業)でしたが、重機の登場によりあっという間に解体を行えます。また鉄板を引いて足場を良くしています。
一気に壊します。当然仕分けも行います。瓦は瓦、木材は木材、鉄、アルミ関係は‥と言った感じです。なかなか大変ですが、よく考えると解体工期は約一ヶ月(搬入経路や養生などで今回はかなり長めに見てます。)ですが建てるのは4ヶ月~半年。壁土でしたので8ヶ月くらいは建てるのにかかったのかなぁ~。壊すのは一瞬だなぁ~といつも感じます。
順調に進んでます。そうそう、この庫裏(くり)は長い年月が経ってましたし、由緒あるお寺ですので何か(刀や小判)出てくるかな?と期待してました!‥今のところは何も発掘せず。怪しいと感じたのは床の間の後ろや、和室の天袋の上。写真のまだ解体していない部分がそうです。
‥はい、何も出て来なかったの図。誤解されてもなんですが、過去そういった話を何度か耳にしたからであります。蔵を解体したら壁の中から小判が出て◯◯万円になったとか、屋根裏から刀が出たとか、実際にあったんですよね~。そのせいもあり施主様に「なんかいいものが出てきそうですね!過去にもそんなことがなんやらかんやら‥」と意気揚々とお話してました。(スイマセン‥)基本的に一番大事なのは安全!そうです。大きな事故もないのでそれが全てです。決して負け惜しみではありませんよ。念のため。
大きな石が見えますがこれは地盤にあったものではなく、石垣の石です。昔はぐり石といって建物を支える石が地面にゴロゴロしてましたが、今回はそんな言うほど大きな石もなく順調に進みました。
途中大雨が降られました。まあ梅雨でしたので当たり前なんですが、水はけが悪いようで、表層は粘土質の様な感じでした。歩くだけで一苦労です。なので表面を少し削ってもらうようにします。
表面削るの図。これで解体工事は完了です。続きまして地鎮祭→地盤調査と入っていきます。
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