エアサイクルの家 J様邸 地鎮祭～地盤工事
2013/07/23
-
解体工事も無事終わり、地鎮祭→地盤調査と入っていきます。
-
新築の工事に入る前に地鎮祭をとり行いました。地鎮祭とは、建築などで工事を始める前に行う、その土地の神（氏神）を鎮め、土地を利用させてもらうことの許しを得ることで、これには神式と仏式があるようです。一般には、神を祀って工事の無事を祈る儀式と認識されており、安全祈願祭と呼ばれることもあります。鎮地祭、土祭り、地祭り、地祝いとも言われています。今回は仏式で行わさせて頂きましたが、仏式の場合は地鎮法と呼ぶそうです。無事工事が完了することを願い、また天気も良かったので何よりです。
-
「建築あるある」という過去の日記に、「地鎮祭の天気は上棟日の天気とかぶることが多い」と、あるある事項を載せました。今回は晴れ！ということは…上棟日の天気が楽しみです。（無論楽しみは天気だけではありませんが。）ただ全くもって根拠はありませんのであしからず。
-
続きまして地盤調査です。地盤だけは調査をしてみないことには全くわかりません。こんな事例もあります。１０区画の造成地で、周り９区画は改良の余地無し！と出て当然最後も大丈夫だろうと思いきや、最後の１区画だけ改良余地あり！と出たこともあるそうです。しかし改良工事に費用は当然かかりますが、その分安心を買ったと思っていただければいいんじゃないかと。地盤の不備（傾いた、液状化など）が発見されても、家が建ってからでは遅いですしね。
-
弊社の調査方法はスウェーデン式サウンディング方式（SWS方式）を採用しています。ただ調査方法は他にも方法があります。よく聞く調査方法としてはボーリング調査や、表面波探査法がありますが、調査方法によって費用も違います。‥とまあここまではいいんですが、実は調査方法によって判定が異なる場合があるそうです。どういうことかと言えば、SWS方式では改良余地あり！と出ても表面波探査法では余地なし！と出ることがあるそうです。いいのか悪いのかは別として、調査を行った結果ですからね。それを信じるしかないわけです。興味のある方は調べてみるのもいいかもしれません。「地盤調査方法」で出てくると思います。
-
で、結果は‥改良余地有り！でした。そこでオススメの工法で改良します。何度も日記に載せているので詳細は省きますが、そうです。「HySpeed 天然砕石パイル工法」です。
-
当然改良前に、構造計算、改良後にも平板載荷試験を行い、安全と安心をご提供します。なので２０年もの地盤保証が可能なんですね～！素晴らしい！このHySPEED工法なんですが、普及率はどうなんでしょう？？未だに改良工事をセメント杭で行なっているところも見かけます。六価クロムの問題や、埋設物による不動産鑑定評価額の減額、液状化の問題などありますが、そこまで説明できないのが現実なのかもしれませんね。地盤や基礎は見落としがちですが非常に大事なものです。当たり前ですが。
-
とうぜんHySPEED工法にもデメリットも存在します。この工法では５M以上の改良は出来ないみたいです。その場合はどうするか？それは鋼管杭を打って支持層を作り、そこから砕石パイルを打ち込むことになりかなりの費用がかかるみたいですね。こればっかりは地盤の調査によるものです。しかも改良工事費は調査結果によりますんでなかなか費用の算定が難しいですしね～。いつも悩むところです。
まずは、
お気軽にご相談ください！
